ピアノは子供の成長にいいといわれるけど「 何がそんなにいいんだろう」と疑問に思っていませんか?
実は偏差値には表れない色々な力が育つと言われています。
この記事ではピアノを習うことで身につく10個の力についてお伝えします。
この記事を読み終えると子供の成長にはピアノが欠かせないことがわかります。
コミュニケーション能力
ピアノを習っている子供さんはとても礼儀正しくきちんと大人と話ができます。
部屋のドアをノックして「こんにちは」と教室に入ります。レッスンのはじめには「よろしくお願いします」とあいさつをします。レッスン中は先生の指導に返事をして少し雑談(ここが結構ハイレベル)。レッスンの終わりには「ありがとうございました」 教室を出るときには「さようなら」
先生との雑談は年齢の離れた大人とうまく会話をしていくテクニックを自然に身に着けています。
日常家族以外の大人とコミュニケーションをとることが少ない現代っ子には貴重な時間です。
競争力
いつもは個人レッスンの生徒さんも学校でお友達とピアノの話をしたり発表会で同年代の生徒さんが演奏しているのを見たりすると心の中で競争心が芽生えます。
今は学校でも人と競うことが少なくなってしまいました。
日常生活で数少ない競争心が心の中に芽生える場面です。
多様性
ピアノは弾く人によって色々な音が出ます。同じ曲を弾いても全くちがう曲に聞こえるくらいです。
機械のよう正確に弾くより少しミスもあるけどその方が感動することがよくあります。
弾く人のバックグラウンドが演奏に表現されるのです。
同じ演奏者でも弾く時期がちがえば前とは違う演奏になります。
ここが音楽のいいところで国や人種を超えて多様性を受け入れることができるのです。
計画性・問題解決能力
普段の練習では次のレッスンまで何日あって今どれぐらい弾けるようになっているのか自然に考えています。
何度も発表会に出ている生徒さんは当日までに弾けるように残りの日数を計算して練習をします。
弾けないところをどのようにして弾けるようにしていけばいいのかどんな練習が効果的なのか問題点を考え練習していきます。
小さい時からこの作業を繰り返しているので自然に計画性や問題解決能力が身に付きます。
これはテストや受験の時に必要な力ですね。
継続力・粘り強さ
ピアノは弾けるようになるまで多くの時間がかかります。
同じことを何度も練習したり思い通りに弾けなくてあきらめそうになったりすることもあります。
その壁を乗り越えた子供さんは間違いなく継続力や粘り強さが身についているでしょう。
集中力・ストレス耐性
ピアノを一生懸命弾いてるときは非常に集中しています。
話しかけても気付かないこともあります。
人前で弾くときは集中力を保ちつつ緊張するというストレスに耐えなければいけません。
何度もこの経験をしているとうまくコントロールできるようになります。
これはプレゼンテーションや面接の時に役立つ力ですね。
想像力・感受性
その曲が持つイメージをうまくとらえることはピアノを弾くうえで大変重要です。明るく楽しい曲なのか暗く寂しい曲なのか。
色々な場面を想像しながら弾くことは想像力が身に付きます。
日常生活で流れてくる音楽にもアンテナを張り豊かな感受性が育ちます。
表現力
ピアノは弾く曲によって音色を変えます。楽譜に書いてあることや書いてないことも読み取り自分なりに表現します。
人の前で自分なりに表現できる力は大人になってもとても役立ちます。
バランス感覚
ピアノは両手で演奏します。左右のバランス 音の前後のバランス 全体のバランスなどいつもバランスを意識しています。
このバランスを意識しながら10本の指を動かし楽譜を読みながら色々なことを考え演奏します。
こんなに一度に多くの作業をしながら全体のバランスを取る力が身についてるなら社会に出ても活躍できますね。
責任感
発表会など人前で弾くときは誰も助けてくれません。自分一人で演奏しなくては
なりません。
これは子供にとって想像以上のプレッシャーです。
そんな中でもみんなの期待に応えようとする責任感も身に付きます。
最後にご紹介した内容をおさらいします。
ピアノを習うと身につく力を10個に
絞ってお伝えしました。
・コミュニケーション脳力
・競争力
・多様性
・計画性・問題解決能力
・継続力・粘り強さ
・集中力・ストレス耐性
・想像力・感受性
・表現力
・バランス感覚
・責任感
これらの力を子供の時から身に着けていれば大人になってもしっかり活躍できます。
これからもピアノを通して色々な力を身に着けていきましょう。
次の記事は「ピアノを弾くだけで頭がよくなる」です。
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