大人になったら趣味でピアノが弾ける、ステキなことですよね。
子供の頃どのレベルまで弾けるようになれば、大人になってもピアノを楽しめるのだろう?
そうなのです。ピアノはずっと弾いていないと弾けなくなってしまうからです。
この記事では大人になっても楽しむための考え方についてお伝えします。
趣味で弾ける
みなさんは趣味でピアノが弾けるのは、どんな状態を想像しますか?
何か弾きたい曲があれば、自分で楽譜を買ってきて音符を見て、一人で練習してすらすら弾く。
こんな感じを想像すると思います。
実はこの状態になるのは結構ハイレベルなのです。
ピアノは弾いていないと弾けなくなる
何年もピアノを弾かずに久しぶりに弾くと、指が動かず楽譜が読めずがっかりします。
以前弾いていた時のイメージが残っているので 、この段階でほとんどの人は弾くことをやめてしまいます。
周りを見渡しても子供の時は習っていたけど、大人になっても弾いてる人にあまり出会わないのは残念です。
ぜひ以前のイメージを捨てて、少しレベルを落として好きな曲から再開してください。
4歳前後から中学生頃まで練習
この伸びる時期にしっかり練習した生徒さんは最強です!
その後勉強やスポーツで忙しくなって練習量が減ってしまっても大人になっても十分楽しめます。
クラシックやポップスやジャズなど色んなジャンルの曲を楽しめるでしょう。
みなさんが想像する趣味で楽しめるレベルです。
結構ハイレベルです。
このレベルに到達するまでピアノを習った方は存分に音楽を楽しんで下さい。
そこまで上手に弾けない
はじめた時期が遅かったり、そこまでのレベルに到達しなかったりしたときはどうすればいいの?
できるだけ弾いてない時期を少なくしましょう。
勉強や部活で忙しくなっても得意な曲や発表会で弾いた曲を忘れないように弾いておくことが大切です。
いつでも弾ける曲を2~3曲用意しておくといいですね。
指が動かなくなってしまわないように指の練習(ハノン)などを弾いておくことも重要です。
ピアノは1日弾かないと3日逆戻りすると言われるぐらいです。
ピアノは脳トレです。
勉強の合間に気分転換に弾いてください。
弾けるようになる過程
ピアノがすらすらと思うように弾けるのは楽しいことです。
しかし弾けるようになる過程もとても楽しいのです。
一部の天才以外は初めて見た楽譜をすらすら弾けるわけではありません。
レベルは違ってもみんな練習をして弾けるようになるのです。
その時にだんだんと曲を組み立てて、イメージした完成型へと近づけていく作業がとても楽しいのです。
弾かない人から見れば同じところを何度も間違って繰り返し練習して何が楽しいのだろうと思うかもしれません。
弾けるようになった時の達成感や自分の感情とテクニックが一致した時の一体感は弾く人にしかわからない世界です。
弾かない人からはわからないもう一つの楽しみ方ですね。
最後にご紹介した内容をおさらいします。
趣味でピアノを弾く楽しみは色々あります。
・いろいろな曲を弾くこと
・弾けるようになる過程を楽しむこと
ピアノを弾く人にしかわからない楽しみがずっと味わえるようにコツコツ練習を続けましょう。
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